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About LuLuLuルルルブログ
LuLuLu Blog今から約10数年前の2009年、高知市の愛宕山にルルルは誕生しました。 2009年といえば、黒人初の米国大統領としてオバマが誕生した年であり、日本では民主党が政権交代を果たした、あの年です。
日本にも、世界にも「これから世の中が変わるかもしれない!」という雰囲気がなんとなく漂っていた年です。当時、私たち夫婦は、二人ともそれぞれの仕事に就いていましたが、不動産投資に興味を持ち始めました。 きっかけは、その前年に自宅として購入した中古住宅です。
購入後、かなり大胆に自分たちでリフォームしはじめ、広いウッドデッキを作ったり、壁を塗り替えたり、庭に小屋を建てたりするなど、住宅の価値がすごく上がったように自分たちには思えました。最初は遊びのように始めた自宅リフォームでしたが、その後、様々な本を読んだり、不動産屋さんと話しをする中で、「自分たちで不動産を購入して、自分たちなりのカラーを出して貸せば、今までに無い、新しい価値を提案できる部屋ができるのでは!」と思い始めました。 実際、その頃、私は高知県の地元タウン情報誌の編集長をしており、様々な業種の店舗やサービスを仕事で見ていたんですが、飲食店や美容院と比べると、不動産には個性が少ないように見えました。 特に独り暮らし用のアパートなどは、住所と周辺環境以外、全て大差ないように見えました。同じような間取り、設備、壁紙・・・ 「これは、いける! 勝ち目がある!」
そう感じました。その後、様々な収益用アパート物件を見て、最終的に2009年7月1日に、高知市愛宕山に3階建ての物件を購入しました。
それからは、自宅のリフォームはそっちのけで、アパートのリフォームに力を注ぎこみます。まず、建物全体の色を明るいオレンジ色に塗り替え、各個室内の壁紙も部分的に赤や黄色、黄緑などのアクセントカラーを取り入れ、ビジュアル的にカラフルな個性ある部屋にしました。当時、こんなカラフルな壁紙の部屋は、賃貸住宅ではほとんどありませんでした。 売買の仲介をしてくれた不動産屋の担当者さんは「元吉さん、悪いことは言わないから、考え直した方がいい!こんな壁紙の色の物件なんか見たことないよ!アナタは不動産の素人だから分からんと思うけど、壁紙は白が一番無難でいいんだよ・・・」かなり真剣に何度も言われました。
でも、私たちには確信がありました。不動産にはもっと個性があって良いはず! ほとんどの人は気に入らなくても、100人のうち3人ぐらいが、とても気に入ってくれれば、それでいいし、それで採算も合う。 不動産というのは、みんなに気に入ってもらわなくて良いビジネスだ!というのが、当時の私たちの考えでした。
さらに、家電や家具付きの物件とすることで、「契約したら、すぐ住める!」をコンセプトに部屋を作り込んでいきました。冷蔵庫、洗濯機、照明、ベッド、テーブル、カーテン、箸、皿、コップ・・自宅のリフォームで活かしたDIYで、部屋にちょうど合うサイズの棚を作ったり、とにかく部屋の作り込みに励みました。 「すぐ住める」と同時に、内覧に来てもらった際に「どんな生活になるのか?」が想像しやすいようにする意味もありました。 今でこそ、結構家具付きの物件というのも少しずつ市場に出てき始めましたが、当時はほとんどありませんでした。
そして数週間後から、不動産屋さんを通じて入居者の募集を始めました。しかし、すぐには入居者が決まりませんでした。理由は簡単で、不動産屋さん自体が、ルルルの物件の良さを知らないばかりか、そもそもルルルの事を知らないからです。
誕生したばかりの物件なので、知られてないのは当然。もちろん、ルルルの情報そのものは資料として手渡されていましたが、実際にお客さんを案内をする不動産会社の窓口の方まで、ルルルとはどういう特徴を持った物件だ、と言うことが、まるで伝わってなかったのです。
それから不動産屋さんにチラシを持って、ルルルの案内に出かけました・・
──この続きは、近日公開! 乞うご期待!!!!──
初めて高知市上本宮町の中古一軒家を自宅として購入。 この時からDIYに目覚め、ウッドデッキや小屋などを自分で作り始める。それと同時に、新しい生活スタイルが提案できるアパート経営に関心を持ち始める。
高知市愛宕山にて、全10室の収益アパート購入。 全面リフォームし、さらに自分たちでもDIYをしながら、アパート経営をスタート。 部屋ごとに壁紙を変え、カラフルで個性的なビジュアルの物件は当時珍しかった。ベッドやカーテン、照明などだけでなく、冷蔵庫や洗濯機など生活に必要な家電が最初から揃った賃貸物件として人気を集める。
愛宕山アパートの一部をさらにリノベーションし、高知で最初のシェアハウスをスタート。 キッチンやシャワー、リビングを共有しながら、5人が共同で暮らすことのできる女性専用シェアハウスとして案内し始めるが、当初はなかなか不動産屋さんに理解してもらえず苦戦。
やがて、学生、移住者、外国人など、さまざまな女性達が少しずつHPを見て集まって来るようになる。ワンルームの賃貸物件とシェアハウスという複数の生活スタイルが併設する物件として、順調に稼働し始める。
高知市旭町の元ブティックだった3階建て国道沿いの路面ビルを購入。 大幅にリノベーションを施し、カフェ、ゲストハウス、シェアハウスが一緒になった高知で初めての複合施設を営業開始。
「泊まる、暮らす、食べる、遊ぶ」がコンセプト。春に約15年勤めた公務員を副代表・元吉かやのが退職 給食調理員だった前職の経験を活かし、かやのがカフェの店長として準備。
モーニング、ランチを中心に、スープカレーの美味しい店として営業開始。 同時にゲストハウスとして旅館業も初めての試みとしてスタート。国内観光客だけでなく、インバウンドブームに乗り外国人観光客も多数、高知観光のためにやってきて、手応えを感じ始める。
カフェでは英会話教室や、高知在住の外国人を招いての異国カフェなど、多数のイベントを開催し徐々に認知度が上がる。
高知市上本宮町の元自宅を再度リフォームし、貸家業もスタート。
この年の年末に、オフィスルルル代表・元吉太郎は20年勤めた地元出版社・株式会社ほっとこうちを退職。 オフィスルルル事業に専念。
本館の隣に貸しビルを一棟賃貸し「ルルル本館はなれ」を準備。 シェアハウスの部屋を増やすために、館内を全面的にリフォームし、シェアハウス事業を拡大。
すぐにシェアハウスは満室となったが、コロナウイルスの影響により、観光需要は急速にしぼんでいく。 創業以来、初めての減収減益。オリンピック需要を見込み、ルルル三軒茶屋を営業開始。高知県以外で初の出店。
貸家業として利用していた一軒家(元自宅)を売却。 初めての不動産売却。 ルルルの全ては、この自宅DIYから始まったので、感慨もひとしお。
予定していたほどの稼働が見込めず、1年ほどで三軒茶屋店を撤退。
愛宕山の賃貸物件を旅館登録し、旭本館とは違ってグループ向けの簡易宿泊所として営業開始。コロナ禍の中で、他の宿泊者と接触せずに楽しむことができる物件として、新たな需要を開拓。
コロナも少し落ち着きを見せる中で、シェアハウス、ゲストハウスともに徐々に回復基調。
ルルルのシェアハウス住人同士の初の結婚カップルも誕生! ルルルの私たち元吉夫婦が証人に!