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LuLuLu Blogこんにちは 高知初のシェアハウス&ゲストハウス支配人のタローです
先週に続き、おへんろリポート2日目!
お遍路デビューをした前回に引き続き、今回も1日のみの車遍路
6番札所・安楽寺から12番札所・焼山寺までを駆け抜けた!
まずは、6番札所の安楽寺!
入り口付近にカフェというか茶店があり、いい感じ
さて中に入る
普通は本堂と太子堂の二カ所でお参りした後、入り口付近の別の建物・納経所で御朱印をもらうが、ここは本堂の中に納経所がある初めてのタイプ
なんか調子狂うなあ・・
しかも、自動ドア! 入るとすぐにガチャガチャヶあり、お遍路グッズなどが1回300円で販売されている・・・ なるほど色んな商売があるなあ・・
御朱印をもらうと、係りの人に
「次の7番札所は、現在12時から17時までしか納経受付をしていません。なので、後から回った方がいいですね」とのこと
現在時刻は11時前。たしかに、このまま向かうと、参拝はできても、納経ができない!
困るな・・ うーん、こんなことが結構頻繁にあるのかな???? 聞いてみても、さあ・・
なんだかあんまり頼りにならない
納経を終え、安楽寺の外に出ると、地震速報の練習用のサイレンが、何故か鳴っていた
踏切の音のように、人を不安にさせる音楽がのどかな田舎に鳴り響く
今日の先行きが不安になる・・ ここは気を引き締めて!
ということで、7番を飛ばし、8番札所の熊谷寺へ向かう
本堂へ向かうための階段があり、風情がある
玄関よりいきなり、本堂が始めるより、階段を上って辿り着いた方が、寄り身が引き締まる気がして気持ちが良い
特にクルマ遍路なだけに、少々の困難(?)があった方が、やってる感(?)が出て良い
ただし、駐車場代として初めてお金を取られた 200円也
でも、納経所の人達も感じが良い 喜んで200円払う
そして次は9番札所・法輪寺
駐車場に車を停めると、大きな音でラジオが聞こえてきた
どこからだろうと、辺りを見渡すと、寺とは関係ない茶屋が近くにあり、地元のおきゃくさん同士が話す声だということに気がつく ラジオじゃ無かったんだ!
何を言っているか分からないが、客同士の会話が、澄んだ空に響いて心地よい
のどかだなあ・・
周囲は畑に囲まれている
全体がコンパクトに固まった寺
ここで初めて鐘をついた ぼ〜〜〜〜〜ん
小さい音で叩いたつもりが、意外に響き渡る
この鐘を鳴らすことで、誰かが来たことが寺のスタッフ(?)に分かるらしい
タバコを吸っていた(と思われる)男性が、納経所の方へ歩いて行った スタッフだろう
ちなみに、この寺も、6番札所の安楽寺も長宗我部元親の時代に焼失しているらしい
もちろん、元親が焼き払った
彼は高知では英雄だけど、どうも高知以外の四国では、イメージがだいぶ悪いらしい・・
そして、次の札所へ 10番・切幡寺
全部で88ある札所の中でも、一二を争う本堂までの階段数が多い寺院
全部で450段あるらしいが、途中の駐車場からは333段
さらに女厄除け坂と男厄除け坂をあがり本堂へ
ふう〜〜〜〜
旅僧であった空海が、自分の衣服の破れを直すために、娘に、ぼろきれをくれないかと頼んだところ、娘は自分が織っていた新品の布を惜しげも無く空海に差し出したそう
その感謝からこの寺は始まり、そして名前も切幡寺となったんだとか!
こういう細かいエピソードを読みながら、各寺を回ると面白い
さて、本堂と太子堂で一連お参りをした後、さらに上にあった塔へ
顔が疲れている・・・
参拝後、階段を降りて駐車場へ向かっているところでスマホにメールが届いた
見てみると、なんとオランダの友人ディレクからではないか!!!!
彼は、数年前にルルルに宿泊していたオランダ人遍路
お遍路期間中に彼はルルルに合計3回も宿泊してくれ、とても仲良くなったので、その数ヶ月後に彼の住むオランまで家族旅行に出かけて会いに行ったほど!
その彼からのメールだ!
1週間前に、「私も彼と同じく、お遍路始めたよ。今にして君のすごさが分かる!!」
というようなメールを送っていた返事が、今まさに届いたのだ!!! 超偶然!
いやあ、うれしいね
現在彼は、オランダで若き弁護士として仕事をしているが、この遍路旅のことは忘れられないらしい
これから先のお遍路の様子も伝え合うことを約束!
そんなメールに、思いを馳せながら次の11番札所・藤井寺へ!
道中、奇妙なマネキンを発見!
歩き遍路の方に、どうぞ休んでいってとのことで置かれているテーブルと椅子のよう
歩いていたなら、きっとフラフラと座っていっただろうと思う
この人、美人そうだし・・
そして、もう少し行くと、見張り台のような建物が!
近づいてみると、お遍路さんのための休憩所らしい
ちゃんと日陰となっており、うれしいね
二階建てで眺めも良し
歩き遍路によっては、ここで寝る人もいるだろうか?
周りに何も無いけど、雨風がしのげる場所は、ありがたいに違いない!
そして辿り着いた11番札所・藤井寺
いままで見た中では一番質素というか、古ぼけたというか・・・
あんまり威厳は感じませんでしたが、でも納経所の住職さんはとても親切な方で、次の12番札所への行き方を、とて〜も親切に教えてくれました
細かすぎる指示で、覚えられなかったほどです・・・
ただ、この11番から12番の道は、通称「遍路ころばせ」と呼ばれるらしく、いくつかある歩き遍路の難所の中でも最初の難所らしい
高低差700mの山を登ったり降りたりを繰り返し、8時間ほど歩いて辿り着くのがこの場所
1番から出発して2〜4日頃、ここに皆辿り着くが、ここで脱落する人も多いとのこと・・・
ちなみに、このルートは遍路道と呼ばれ、山道で徒歩のみ
自転車や車・バイクは、かなり遠回りをして行かなければならない
しかも、その車道もなかなかの細いクネクネとした道が続く
というわけで、住職さんは親切に、事細かにルートを教えてくれたわけだ!
「遍路ころばせ」に恐れをなしながら、「車で良かった・・・」と安堵
そして境内をグルッと回ると、本堂の奥の方に、ミニ遍路(?)のような参道が続いているのに気がつきました
さて、私が本堂で一心不乱に般若心経を声に出して読んでいると、後ろの方から若い兄ちゃんが2名
ぺちゃくちゃ喋りながら寺の中に入ってきました
う〜ん、なんというかちょっとふさわしくない雰囲気?
携帯のビデオ通話で誰かと話をしながら寺の中を色々と歩いてました 間違ってきた観光客かな?
お参りも納経もしていないようでした・・ そして私は気にせず声に出して読経
まあ、色んな人が来るんだなあ・・と思いながら次の12番札所・焼山寺へ出発
ちなみに駐車場は300円也 隣接する旅館の駐車場なのかな?
そして、1時間ほどのドライブの末に辿り着いたのが、今日最後の訪問先
長い長い山道をクネクネと登っていき、「これ以上は無理じゃないか???」と思った頃に駐車場を発見!
そこへ車を停め寺院の方へ歩いて行きました
入り口では、明るく布袋様が迎えてくれました
しかし、この駐車場から本堂までも長い道が山の上の方へ続いていきます
道中、並べられた何体もの銅像に、ちょっと驚きます
なんか、こういう美術品?ってちゃんと美術館にあるモノじゃないの?? なんでこんな道にいきなり置いてるの? しかも何体も!!! どれもかなりリアルで、結構迫力あるんですけど!!!!
いやがおうにも気分が上がります!(というか、ちょっと1人だと怖く怖いんですけど・・)
この不動明王と菩薩も、かなり大きくて、迫力が半端ないです
夜見たら、おしっこちびりそう・・
それらの銅像も凄いけど、まっすぐに伸びる木々の神々しさにも心奪われます・・・
天狗とか出てきそう・・
そして、10分ほど歩いた後に、本堂がやがて見えてきました
その時、若い兄ちゃん二人とすれ違いました
「こんにちわ」と声をかけて顔を見ると、11番札所でうるさく喋っていた柄の悪そうな兄ちゃん2名でした
ですが、2人は興奮気味!
「初めてですか? ここ? 初めて? ヤバいっすよ ホンマにスゴイかった!!いい寺!!」
すれ違いざまのことでしたが、あの兄ちゃん二人がかなり気に入って興奮した様子が伝わってきました
そして、いざ本堂へ!
立ち並ぶ巨木に圧倒されます!
この写真で見るより何倍も太くて、長くて、しかもまっすぐそそり立つような感じ・・・
ちょっと表現が卑猥? でも、そのぐらい生命力を感じます!
そして本堂でお参りを済ませ、納経所で御朱印をもらったところで、丁度5時
閉館の時間
すこしだけ、散歩をして、この焼山寺をあとにしました
いやあ、今まで一番迫力のあるお寺でしたね
なんか、静だけど、エネルギーが満ちあふれているような、そんな不思議な場所でした
帰り際、駐車場で3度目のお遍路を回っているというおじさんに会いました
65歳くらいかな おじさん曰く・・
一人で回るのがサイコー 二人、特に夫婦で歩き遍路なんかで回っている人達はだいたいケンカしてる だって歩くペースが違うんだからしょうがない
どっちかがどっちかに合わせなきゃならないから、疲れるに決まってる
それに、宿で泊まると、その宿に行かなきゃならないし、お金もかかるし、丁度良い具合の場所に宿があるとはかぎらないし、戻るのも嫌だし、無理に進むのも嫌
だから、野宿するのが一番 その日行けるところまで行って、そしたら、そこで寝る
これが一番ストレスが少ない!
しかも小さいバイクで行くのが一番いいね 歩きは1回目やったけど、バイクに1度乗るともう戻れないね・・
つまり、一人で野宿しながらバイクで進む
これがサイコーだそうだ
確かにそうかもしれない・・・
1日の最後にちょっといい話を聞けて良かったな
こんなことも、お遍路の魅力の1つなんでしょう!
いやあ、実に楽しかった!
それでは、また一週間後にまた出発!!!
さて、これを読んで四国に移住したいと思ったアナタ!
ぜひ高知のシェアハウスにぜひ!
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