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LuLuLu Blog高知初のシェアハウス&ゲストハウス支配人のタローです
先日読んだ牧野富太郎関連の最新本「ボタニカ」(朝井まかて著)を読んで、ちょっと人間不信(?)になった私・・・
しかし、これは、あくまで作家・朝井まかてが描いた牧野ストーリーであって、もう少し別の側面が彼にはあったはず!ということで、さらに、牧野ヒストリーをたぐっていきたい
というわけで、さらに牧野富太郎関連の本を集めてみた!
まずは、牧野富太郎写真集(左下)を眺めながら、写真に写った牧野富太郎から読み解く
まずは、この一枚
どうです? このアホのような笑顔!
非常に面白い指摘(?)がこの写真集の冒頭に書かれています
牧野富太郎とは「笑う植物学者」 By荒俣宏
つまりこういうことです
牧野富太郎が青年だった明治15年当時、写真に笑顔で写るというのは考えられなかった。
なぜなら、あの当時、写真に写るためには、長時間同じポーズをしてないといけなかったから・・
そう考えると、確かにスゴイ!
実際、幕末から明治にかけての偉人達の顔は、一様にしかめっ面の表情が多い
にもかかわらず、彼の写真にはとにかく笑顔が多い!
これなんか、もう少し晩年の写真だけど、いい笑顔だね〜
そして、荒俣さんはこんな風な指摘も
「坂本竜馬もたった1人、笑顔の似合う幕末人だった」
確かに!
牧野も竜馬も笑顔の人!
これはなかなか、良い共通項ですね〜
でもね、奥さんのスエさんは、そんなに笑顔じゃないんだよね〜
スエさんお金にも、子供にも、生活にも苦労したから・・
そう思うと、牧野富太郎の天真爛漫の笑顔が、あんまりにも無邪気すぎて、ちょっと・・・などと感じなくもない
ま、そんなことを「牧野富太郎写真集」を読みながら、思わずにんまりとしました
牧野富太郎写真集 高知県立牧野植物園
牧野富太郎博士の写真は植物の傍で心からの笑顔があふれています。
地域の要望に応じて全国を巡り、土佐人らしい陽気で気さくな語りで
人々を魅了、植物を知ることの大切さを一般に広く伝えました。
植物に人生をささげた牧野博士の人となりが感じられる写真集です。
カラーA4判(297mm×210mm) 81ページ
そして、これは「牧野富太郎の本」という、牧野植物園で売っている小冊子のような本
薄いけど、コンパクトに彼の偉業や人柄がまとまっている、上等のパンフレットという感じの出来
そして、こちらは自叙伝
なので、彼自身がどう言っているかを知るには、必読の書でしょう
ただ、書いたのはかなり晩年のようなので、まあ、そこはだいぶ割り引いて読んだ方がいいのかな・・
「牧野富太郎自叙伝」
わが国の植物分類学を独力で切り拓いた巨人・牧野富太郎。幼少より植物に親しみ、小学校中退後の人生を独学による植物研究に捧げた彼は、権威による研究妨害や貧困に屈することなく、95年の生涯の晩年まで現役であり続けた。彼が採集した標本は実に60万点、命名した植物は2500余。「植物学の父」が独特の牧野節で綴る波瀾万丈の「わが生涯」。(講談社学術文庫)
これは、存在を全然知らずに、たまたま牧野植物園で見つけた牧野関連本
表紙のデザインがぶっきらぼうすぎて、洋書に見えます・・
ちなみに牧野関連の本は表紙デザインが全体的にセンスがない・・というよりデザインされてないと感じるものが多いのが残念!!!!!
MAKINO―牧野富太郎生誕150年記念出版
高知新聞連載「生誕150年牧野富太郎を歩く」に大幅加筆。「ゆかりの花めぐり」「全国踏査マップ」「イラスト年譜」を追加。大きな夢を抱いて明治・大正・昭和を生きた植物学者、牧野富太郎の世界にようこそ。
とまあ、こんな感じで、現在牧野富太郎関連の本を多数集めて、彼の人物像をもう少し立体的に知りたいな〜と研究中!
ルルル文庫には彼の本が並べてあります
高知で一番牧野富太郎の本が揃ったゲストハウス、一番彼の本を読んだ宿オーナーになるべく、現在情報収集中!
というわけで、牧野ファン、高知に来る際にはぜひ、ルルルで1泊!
牧野トークをしましょう!!!!
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